回転機器のメンテナンスや開発、あるいは切削や研磨などの加工精度向上を検討する際には、回転により発生する振動問題を解決するため、「バランス修正(バランス調整・バランシング)」が必要不可欠です。
このため、製品開発から生産現場・品質検査まで幅広くご利用いただいております。

使用事例
「ダイシングソー(ダイサーやダイシングマシンも同じ)のバランス修正」
バランス修正を行う理由
「スピンドルにダイシングブレードを取付けた際に生じる嵌め合い公差による偏心」
など
バランス修正を行う効果
・チッピングが少なくなる。
・生産効率が向上する。
など
Myself-1typeTの標準セットでも高精度のバランス修正が行えますが、さらに精度を向上するために専用機や治具もご用意しています。

ダイシングソー用Myself-1typeT:回転センサの設置が容易に行えます。

振動センサ取付けクランプ:振動センサがしっかりと固定でき、振動検出精度が向上します。
このほかに、バランス修正専用フランジやバランス修正用ウェイト(ネジ)もご用意しています。


バランス修正専用フランジ
※ダイシングソーとは:高速回転(30,000 min-1~60,000 min-1)するスピンドルの先端に取り付けられた極薄外周刃により被加工物を切断又は切溝を加工する装置です。主に半導体チップの生産工程のダイシング工程に使用されています。
弊社では、製品をさらに使いやすくご利用いただくため、「センサ類の設置を簡単に行いたい。」などのお客様の「声」を実現するため、専用治具などの設計・製作を行っております。
<<詳しいお問合せは大宮工業 営業部 TEL:0865-60-0038まで、>>
かしこ