送風機(ファン、ブロワ)やポンプのインペラのバランス修正を解説!!

 

本日は送風機(ファン、ブロワ)やポンプについているインペラのバランス修正について

ご説明します!

送風機 遠心ポンプ

 

【インペラに悪影響を与えるアンバランスとは】

私たちの身の回りには、思った以上にインペラ(羽根車)が使われています。

自動車、エアコン、冷蔵庫、パソコン、掃除機、扇風機、タケコプター等の民生品から、

プラントや工場内の大型送風機、ポンプなど業務用としても至る所で使われています。

見えないところでブンブン頑張っている縁の下の力持ちです。

 

インペラが頑張ってくれるから、私たちは快適に生活できたり、仕事ができるのです。

 

バランス取りが求められる様々なインペラ

 

 

そんな真面目で頑張り屋さんのインペラですが、ある病気に罹ると

とても不機嫌になります。

 

大きな声で叫んだり(騒音)、イライラして貧乏ゆすりをしたり(振動)と、

近くを通るだけで恐怖を覚えます。。。

目を合わせるのも嫌になります。

 

その病名は「アンバランス」です!

 

ご案内 アンバランスについては、こちらに詳細を記載していますのでご一読ください。

 

 

アンバランスがある時と、ない時でこんなにも変わるなんて。

  

   アンバランスさえなければ・・・

    アンバランスさえなければ・・・、

 

と皆さんも一度は短冊にお願いを書いたのではないでしょうか。

 

 

そこで、今日は

インペラのアンバランス解消に持ってこいの測定機をご紹介します!

 

これさえできれば、不機嫌になったインペラに怖がることもありませんし、

愛おしくさえ感じること間違いありません。

とても気になりますよね。分かります。

 

フィールドバランサ Myself-1 typeTⅡ

当社の看板商品であるフィールドバランサ Myself-1 typeTⅡ!!

これさえあれば、どんなに機嫌をそこねたインペラでも、

すぐに機嫌が良くなります。

 

 

【バランス測定機の説明】

①本体

各センサから取得した情報を基に、振動を落とすためにバランスピースを
どこに付ければいいのか等の演算、表示を行うコントローラーです。

②回転センサ

研削砥石の回転情報を取得するためのセンサです。

③振動センサ

センサを取り付けた箇所の振動値を取得するためのセンサです。

 

↓↓ My-self-1 typeTⅡの製品紹介ページはこちら ↓↓

 

 

 

それではこのバランサを使って、インペラのバランス修正の流れをご説明します。

この間にも不機嫌になったインペラはどんどん機嫌が悪くなるので、

3分クッキングの要領でサクッといきますね。

 

【バランス修正時に用意するもの】
 ・不機嫌(振動・騒音)になったインペラ
 ・インペラをブンブンさせる回転機器(送風機やポンプの本体)
 ・おもり
 ・おもりを付ける道具
 ・重量計
 ・バランス測定機
  本体
  振動センサ
  回転センサ

 

【バランス修正の流れ・測定機の操作説明】

①振動センサの取り付け

振動センサは回転機器の軸受け部に取り付けると、より正確な振動値が取得できます。

 

1面バランスにおける振動センサの取り付け位置(モーター) 1面バランスにおける振動センサの取り付け位置(プーリー)

 

 

 

②回転センサの取り付け        

バランス状態を測定するためには、回転数の情報が必要となるので、回転数が読み取れる位置に回転センサを取り付ける必要があります。
インペラ部でも良いですが風の影響で動く可能性もあるので、主軸部分であったり、放熱用ファンのインペラ部でもOKです。   

 

 

③振動状態を測定 

 まずは不機嫌状態のインペラの振動状態を測定します。           
 測定した結果が左図の赤枠箇所に表示されます。           
 上から、回転数、振動値、位相角度となります。

 

 

④仮おもりの取り付け   

インペラの側板や羽根の部分に仮のおもりを取り付けます。         
この時、どの位置にどれだけの重さのおもりをつけるかを測定機(赤枠)に入力する必要があるため、         
取り付ける前に重量計で重さを量っておいてください。         
※仮おもりを取り付けた状態で回転させるため、回転時に外れないように取り付けてください。 

 

 

【おもりの取り付け例】

 

 

⑤振動状態を測定   

仮重りを取り付けた状態で振動状態を測定します。(赤枠)       
仮おもりの取り付け前の振動(黄枠)と比べて、どれだけ変化したかで       
修正おもりを取り付ける位置や重量を測定機が自動計算してくれます。 

 

 

⑥修正用おもりの取り付け   

バランス測定機(赤枠内)に表示された重量のおもりを、指定位置に取り付けてください。         
取り付けは仮おもりと同じ要領で行いますが、インペラにはこれからも長期間頑張ってもらうので、おもりが外れないようにしっかり取り付けてください。         
おもりが外れてしまうと危ないですし、インペラもまた不機嫌になってしまいます。。。         

修正おもりの取り付け情報の入力画面

 

 

⑦振動状態を測定   

修正おもりを取り付けた状態で振動状態を測定します。(赤枠)
振動が収まっていれば、バランス取りは完了となります。
目標振動値が予め決められていれば、バランス測定機に目標値を入力しておくことで
良否を自動判定してくれます。       

修正おもり取り付け後の振動情報

 

 

バランサのディスプレイに表示された内容(上記手順)に従って進めていただければ、

どなたでもバランス修正作業が出来ます。    

      
          
これでインペラも上機嫌になったはずです。

インペラさん、これからも末永く宜しくお願いします。    

      
          
インペラ含め、送風機やポンプの振動、騒音にお悩みの方は、

ご遠慮なく当社までご連絡ください。